アパレルの仕事の歴史を語るうえで欠かせない人物がココ・シャネルです。シャネルは、それまで長く続いてきた女性のファッションを激変させました。
シャネルがファッションショーで示す新しい様式の服は、世の女性たちを魅了し、女性たちの服装はガラリと変わっていきました。
アパレルの仕事は、人々に新しいファッションを紹介することであり、人々に着てほしい、きっと着てもらえると見込んだ服を仕入れ、提示することです。
そうした提案ができるプロが、アパレルの仕事につくことによって、消費者は幅広い選択肢を持つことができます。従来通りの服をただ提示するだけでなく、革新的提案もするという歴史は、ココ・シャネルから始まったとも言えそうです。