現在一般的に使われているマニキュアは、車に使われている塗料の速乾性と剥がれ落ちにくさを応用して、アメリカで最初に作られました。それと同時に期にネイリストという職業の歴史が始まりました。
日本でも、1985年に日本ネイリスト協会が設立され、民間の資格を取得できるようになりました。日本初のネイルサロンもオープンしましたが、当時は一般化せず、爪に色をのせる人はあまりいなかったといわれています。
日本で世間一般に認知され始めたのは、1990年代後半、日本人が初めて世界大会で優勝したことがきっかけです。2000年に入り一気にネイルサロンの数は増え、現代では女性はもちろん、男性も爪の形を整えるなど身だしなみとしてネイルサロンに通う方もいます。ファッションやメイクなどと同様、おしゃれの一部として今や欠かせないネイルアート。
今後もネイリストには技術の向上が求められ、消えることなく多くの人が爪のおしゃれを楽しむ時代が続くことでしょう。